命の危険性がある蜂アレルギー

命の危険性がある蜂アレルギー

蜂に刺されることによりアレルギー反応が起こる蜂アレルギーも、よく知られる虫アレルギーです。アナフィラキシーショックという言葉を誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

蜂に初めて刺された時は、痛みや腫れ程度の軽いアレルギー反応ですむことが多いのですが、この時、体内で蜂の毒に対する免疫が形成されます。同じ蜂にもう一度刺された時、この免疫作用が過剰に反応し、全身のじんましんや発熱・嘔吐・寒気といった症状から、呼吸困難・血圧低下・意識障害といった強いアレルギー反応として現れます。これをアナフィラキシーショックと言います。

日本でアナフィラキシーショックを起こす毒を持つ蜂は、スズメバチとアシナガバチです。もし一緒に行動している人がこれらの蜂に2回刺されてしまい、アナフィラキシーショックを起こしたら、すぐに安静にして気道確保を行い、救急車を呼びましょう。

スズメバチやアシナガバチに刺されたことのある人は、アナフィラキシーショックを抑えるためのエピネフリンの注射を携帯している可能性があります。通常であれば、医師の指示がなければ注射は行えないのですが、アナフィラキシーショックを起こした場合は特例として注射が許可されています。もしエピネフリンの注射があるのであれば、119番をした時に申し出て、指示を仰ぎ、注射を行って救急車の到着を待ちましょう。